参加者の声

第5回目「窓から足を投げ出せる蒸気機関車とワイナリー」

メルボルンマラソンをそれぞれの目標タイムで完走したら、翌日はメルボルン郊外の豊かな自然と保存蒸気機関車、そしてヤラバレー・ワイナリーツアー、野生カンガルーとの出会いが待っています。

メルボルン市内から北に約70キロ、車で約50分のダンデノン州立公園は、標高約600メートルのダンデノン山を始めとして、いくつかのガーデンやおしゃれなレストランがあります。自分の足で走破したメルボルン市街を一望できる丘に立ち、まず記念撮影。さらに、シダ林など、身近に大自然を体験できるお薦めスポットが広がっています。

自然豊かな森の中を走るのが「パッフィン・ビリー」の愛称で親しまれ、オーストラリア最古の鉄道である可愛い蒸気機関車です。なんとこの機関車にけん引されている客車は、窓枠から脚を外に投げ出して座れるようになっていて、子供から大人まで、手すりにつかまりながら外の景色を楽しめるのです。

「窓から顔や手を出さないでください」と、うるさいほど書いてある日本の鉄道から比べると考えられない乗車方法ですが、一度経験したら、その楽しさに病みつきになります。

機関車
機関車

さあ、そしてお目当ての野生のカンガルーに出会えるぜいたくなコテージへ。
コテージ「イエ―リング・ゴージ」は、自然のカンガルーが建物のそばまで寄って来ます。途中のスーパーで肉や野菜などの食材を仕入れ、ビールやワインを持ち寄って、ランニング仲間たちとパーティーを開きましょう。

コテージのベランダには、ガスボンベ付きのグリルがあり、誰でも簡単にバーベキューが楽しめます。

その前に、コテージの背後にある森の中を散策。ちょっと目を凝らすと、木々と同じ色に紛れて目立たなかった何頭ものカンガルーたちが、こちらを見ているではありませんか。
私たちが近づこうとすると、後ずさりして微妙な間合いを保つカンガルーの親子たち。動物園などで飼育されているカンガルーとは違った反応をみせる彼らや彼女らを見ていると日本では感じることができないオーストラリアの自然に感動を覚えました。

コテージには、豪華なジェットバスが付いていて、汗を流したあとは、オージービーフとビール、そしてヤラバレーのスパークリングワインと赤ワインで乾杯。食いしん坊には、たまらないひと時です。
室内の大型キッチンには、皿やなべ、調味料なども用意されていて仲間たちに料理自慢することもできます。

カンガルー
コテージ

そして翌日。
メルボルンは、南半球最大の「食の都市」として知られ、西方に広大なブドウ畑が広がり、約70ものワイナリー、ビンヤードが点在しています。

その中でもレストランやおしゃれなテイスティングバーを併設した4カ所のワイナリーを見学し、たっぷりと試飲を楽しみました。

ワイナリー
ワイナリー
ワイナリー
ワイナリー

地元でも評判のチーズファームを訪れたり、由緒あるラグジュアリーホテル「シャトー・イエ―リング・ヒストリック・ホテル」を見学。昼食はフランスの有名なシャンパン・メーカーであるモエ・エ・シャンドンが経営する「ドメーヌ・シャンドン」を訪れて、シャンパンと同じ製法で造られる赤、白、ロゼのスパークリングワインやチーズ、自家製パンを堪能しました。

ワイナリー
ワイナリー

こうしたツアーを企画してくれたのが、メルボルン在住の日本通として知られるMr・ジョン。「Mr・ジョンツアー」として、2015年の大会後も、ツアーを組んでくれることになりました。料金は1人、破格の275オーストラリア・ドルから。

詳しくは、新着情報「1泊2日ヤラバレーツアー」をご覧ください。