大会前日の11日早朝、スタートとゴール地点となるメルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)の日本事務局にランナーたちが集まり、モーニングランが行われました。
メルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)
メルボルンマラソン日本事務局の保原幸夫・事務局長が中心となり、準備体操を行ったあと、スタートとゴール地点を確認し、メルボルンパークなどを軽くジョギングしました。
チームジャパンのテントの前に集まった参加者
MCGから緩やかな坂を登っていくと、そこは高層ビルが立ち並ぶメルボルンの中心街。フルマラソン、ハーフなど各コースは中心部を通り抜け、ヤラ川を渡って湖や海に出て、再びMCGに戻って来ます。参加者は、思い思いのペースで約40分間、ゆっくりと走りながら、翌日のレースに向けて集中力を高めていました。
市内のビル街へ向けてモーニングラン
保原事務局長から、レースの注意点などを聞いたあと、希望者によるバーベキュー・パーティーが、ヤラ川沿いで開かれました。
メルボルン市内には、無料でバーベキューを楽しめる公共の電気コンロが公園内などに設置されており、日本事務局では、$15ほどで朝食代わりの鉄板焼きメニューを提供しています。市内在住の日本人シェフが腕をふるい、焼肉や焼き野菜を楽しみました。
ヤラ川では、地元のボートクラブが朝練習をしており、日本では味合うことができない開放的な雰囲気の中、参加者は自己紹介をしたり、翌日のレースの作戦を語り合ったりしていました。
ヤラ川沿いでバーベキュー
“チームジャパン”のテントはMCGのレース・インフォメーション・オフィスの前の公園内に設けられ、すぐそばでは、翌日のレースに向けて、参加賞などが入ったショウ・バッグが配布されました。翌日の天気予報は「快晴で、日中は暑くなるでしょう」とのことで、参加者は「お互い、頑張りましょう」と声を掛け合っていました。
なお、メルボルンマラソンへは毎年、富士山マラソンから成績優秀者が派遣されており、富士山マラソンを主催する日刊スポーツ新聞社とメルボルンマラソン日本事務局も協力関係にあります。日本事務局には日刊スポーツ新聞社の社旗が掲げられ、日本人選手の健闘を後押ししました。
日本事務局のメンバーら。右から2人目が富士山マラソンから派遣の村松さん